CMS構築の現場から

CMS全般 鷲見和久

みなさんこんにちは、CMSディレクター/エンジニア/リーダーの鷲見と申します。

このたびCMS比較.comのメディアとして「CMS構築の現場から」というタイトルでブログをはじめることとなりました。CMSについてのより深い情報発信を行っていくということで、すこしでも皆様のお役に立てることができれば幸いです。

それでは、今後このブログで発信していく内容をCMS構築を伴うWebサイト制作の流れにそってご紹介していきます。

CMS選定

  • 予算
  • 動的・静的
  • 信頼性
  • コンテンツの種類

CMS選定はCMS導入もしくはCMSリプレイスの際に最適なCMSを選ぶための基準となるポイントです。導入するWebサイトによって最適なCMSは変わってきますが、主に上記のポイントから考えて細かいところに落としていきます。
動的・静的については、CMSのページ生成方法の分類ですが、以下のような特徴があります。

動的:リアルタイム性・表現に優れる
静的:負荷・障害に優れる

またCMSの信頼性というのは、導入実績に裏づけされる定性的な要素を指します。コンテンツの種類はサイトで発信する内容(コーポレートサイト、キャンペーンサイト、動画サイトなど)を意味します。

インフラ設計・システム設計

  • サイト規模
  • 想定ユーザー

インフラ環境は、サイトの種類により大きく変わってきます。特に集中的なアクセスがあるサイトやアプリケーションで複雑な処理が必要なサイトの場合は、CMS製品で構築するかスクラッチでのアプリケーション開発にするかなども含まれてきます。前項の「CMS選定」と同様に、予算やメンテナンス性なども考慮し、方向性が正しいのか十分に検討をする必要があります。

サイト設計

画面設計

  • コンテンツ
  • カテゴリ
  • 導線
  • アプリケーション(検索、データベース、ユーザー管理、、)

画面設計はWebサイトの表側の設計になります。Webサイトの中身であるコンテンツ、コンテンツを分類するカテゴリ、それらをページごとにどのように配置するか(=導線)、そしてどのような手続きを行うか(アプリケーション)を総合して設計します。

CMS設計

  • コンテンツ管理
  • カテゴリ設計
  • ナビゲーション設計
  • アプリケーション設計
  • データ管理設計
  • 拡張性(コスト減)を踏まえた設計
  • 登録画面設計
  • テンプレート設計

画面設計が表側の設計ならCMS設計は裏側の設計になります。これらは表側の情報を裏側でどのように管理するかということになります。ここでは管理のしやすさ、拡張のしやすさ、動作の安定性などを考慮して設計します。

制作

  • デザイン
  • コーディング
  • CMS組み込み
  • アプリケーション組み込み

制作は実際のWebサイトの構築フェーズになります。これまでの設計にしたがい、デザイン・コーディングを行い、システムに組み込みます。

運用フロー設計

  • ユーザー役割
  • 承認・運用フロー

運用フロー設計は、Webサイト制作が完了してから実際にお客様の手によって運用する際にPDCAをまわし安全にWebサイトを持続させることができるようにするための設計を指します。

ユーザー評価

  • ランニングテスト
  • 仕様調整
  • 最終評価
  • 同時運用

構築・制作がすべて終われば公開前にシステムや運用フローがきちんと機能しているかどうかの検証を行います。これらは状況によってどのように行うかは変わりますが、ここで不具合などがあった場合その修正を行います。

公開

上記の工程がすべて終了するとWebサイト公開となります。公開後に公開前のテストでは起こらなかった不具合が発生する場合もあるのでその場合には対応が発生します。また、公開後も運用支援や効果検証など専門的なサポートを行います。

最後に

長くなりましたが、今後は複数回にわけて今回ご紹介したCMS構築を伴うWebサイト制作をポイントポイントで詳しく解説していきます。
また、CMSに関しては上記の流れで連載しますが、その他にもHTML5+CSS3やJavaScript、Google AnalyticsのtipsなどWebに関する話題、さらにはアメリカ好きのディレクターが送る最新USA情報など幅広くinterestingな情報を発信していきます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!